うつ病の治し方は人それぞれ
うつ病の治し方は人それぞれ
うつ病は1つの症状ですが、その原因は人によって様々です。
例えば、
- 会社のハードワークによって自律神経のバランスを壊し、そこに恐怖感が植え付けられてしまったケース。
- 過去のいじめや挫折体験から、心に深い傷があるケース
- 死別や失恋によって、喪失感が切っ掛けになるケース
- 仕事や未来に希望を見いだせなくなったケース。
- 愛されていないという感覚が慢性化して、エネルギーを落としてしまうケース。
- 家に籠もることで、体の代謝や生活リズムの狂いから、セロトニンの分泌量が減っているケース。
- 家族は夫婦の関係の行き違いからくるケース。
などなど、挙げていけばキリがありません。
また、うつの原因が1つであることは希です。
ほとんどの場合、挫折体験や自己嫌悪や希望の喪失など、多くの要素が複雑に絡み合ってできています。
人それぞれに、その組み合わさり方や、そのとらえ方が違うのです。
100人のうつ病患者がいれば、100種類のうつ病があると言ってもいいかもしれません。
ですので、うつの症状は同じでも、改善に向かう道はクライアント様の歴史によって全く違います。
取り扱うセラピーの種類も、順番も、取り組んでもらう課題も、まったく違うものなのです。
過労うつの改善例
例えば、職場のストレスから来ている場合は、
① 催眠による深いリラクセーションと栄養因子によって脳のダメージの回復を見る。
②感情解放ワークによって、溜め込んだ自分の思いや怖れを癒す。
③イメージワークにより、会社に対する身体の反応を変えていく。
④行動療法によって、実際に職場で変えるべき行動が無いかをチェックして、カウンセラーと一緒に行動課題を決める。
⑤認知療法によって、ネガティブに偏っている思考パターンを変更する。
となります。
でも、失恋からうつになった方では、まったく違うセラピーが必要になります。
その人に合った改善プログラム
カウンセリングというと、話を聞くだけだというイメージがありますが、MSL心理相談室では、20種類以上の心理療法を組み合わせて、
その人に合ったプログラムを作り、それに沿って進めていきます。